アライグマの晩年

いろいろすっきりさせて、あと50年軽やかに生きます

いつもの減量記録と、娘にダイエットさせたくない理由3つ+1

こんにちは、ぐまこです。

2月からダイエットを始め、もうすぐ4ヶ月になります。

ダイエット117日目 本日の計量ツイート

はい。目標の体重まで痩せることも大事ですが、極端に増えたり減ったりしない恒常性を身につけたい。そのための食べ方を練習しているようなこの頃です。

5月27日 今日の食事

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朝① 黒豆納豆 もち麦60g 

朝② ふかしいも

昼① いなり寿司

昼② マカロニサラダ

間食 レモンパン小 こんにゃくゼリー

夜  海鮮納豆丼(ねぎとろ かんぱち サーモン ごはん100g)ほうれん草卵サラダ 豆腐としいたけの味噌汁

夜食 甘栗 ベビーチーズ 0kcalレモンスカッシュ

食べた野菜

さつまいも 人参 きゅうり フリルレタス 大豆 ほうれん草 しいたけ ねぎ (栗)

 

はい。普通に食べすぎました(汗)

周期的に、この先2週間ほどは停滞期に入りそうです。順調にダイエットを続けているようでも、ちゃんと食欲が盛り返してくるこの時期、

「あー今月も反抗勢力が。健康っていうことだな、私」

と思うようにしています。

 

【小話】ダイエットは1人でしましょう

2020年の2月から5月というと、感染症予防の為に休校やローテーション勤務になったことで、毎日3食、家族全員で食事をする日が増えました。

皆で食卓を囲むとき、私だけ

「このおかずは後で食べるんだ(朝、昼)」とか

「夜は米食べないの」なんて言っていると、中学三年生の娘も

「じゃ私も」と一緒に食事制限したがる事もあります。

 

聞くと、身長も体重も、今の私と大差ない娘。ということは、一応標準体重の範囲内なんですけどね。深く考えずに

「40kg台になりたい~~」

なんて言います。

 

絶対にさせません。

 

中3娘にダイエットさせない表向きの理由

  • 子どもの体型から大人らしく凹凸して来たのに不慣れなだけ
  • 身長がナンcmでもとにかく40kg台を目指すのは危険
  • まだまだ成長期。ダイエットで体力や気力まで減らさないでほしい

主にこんなところです。娘は

「お腹が出てきた」

「MサイズのTシャツがすっきり着れなくなった」から

「私も痩せなきゃ!」と言いますが、私から見たらめりはりのある大人らしい体型になっただけ。身長の伸び盛りだった小学生の頃は棒切れのようにひょろひょろしていましたが、アレに戻りたがっているとしたら、止めなくてはなりません。

 

また、「友だちが45kgだって」「モデル体型ってBMI17なんだって」とも言います。確かに娘の友人は手足が長くてほっそりしていますが、身長は155cm前後。娘とは10cm近く違います。

そして娘がBMI17としたら46kgですけど。。155cmの人も164cmの人も45~6kgを目指す必要はないと思います。若い子あるあるなのか

「50kg以上あったらヤバイ」「40kg台でいたい」などとイメージ先行で言いがちですが、数字を貼り付けて歩くわけではないので、そんな目標設定はさせたくありません。

 

さらに、身長の伸びこそほとんど止まったものの、15歳はまだまだ体の成長期。

体も頭も心もたくさんのエネルギーを必要とする時期に、アラフィフのおばさん(私です)と一緒になって自己流のダイエットにハマッても良い事ありません。

食べ物を制限して貧血になったり肌や髪がパサパサになったり、やる気が出なくなったりして、いちばん楽しいはずの10代を不健康に過ごさせたくないのでね。

「同じぐらいの体重でもお母さんとあなたとは違うよ。私は重力に負けて下がったお尻やたるんだお腹、手足をどうにかしたいだけ。ちゃんと上がってキュッとしてるなら、別に細くする必要ないのよ」

となだめ、あまり食事を減らさないようにさせています。

ダイエットはお誘い合わせの上でなく、1人1人、本当に必要な人だけがすべきだと思います。

 

ダイエットさせない本当の理由【長年娘を縛ることになるから】

実は、もうひとつの理由の方がメインです。

「親は世間より先に子どもを評定するべからず」と思っているからです。

私の母は、思春期の私に、

「あんたは赤ちゃんの時太っていてね、そういう人は大きくなってからも肥満になりやすいって言うから気をつけた方がいい」

「最近ぐまこちゃんふっくらしたねって〇〇ちゃんのお母さんが言ってたよ。」

「また食べてる。太るよ」

「昨日の夜こっそりお菓子食べてたでしょ。ゴミがあった」etc.

太るな、痩せていろ、と常にアドバイスしました。

ときに見張り、ときに脅し、尋ねてもいないのに近所の評判まで私の耳に入れ、それでいて全く悪意はないのです。娘がヘンな方向に進まないように、一緒に考えてあげなきゃと思っているようでした。

 

そんな母に対して、私も反発せずに

「やばいよね~痩せたい」

「買い食いしちゃった。カロリー考えて料理作ってくれてるのにごめんね」

などと答えていたのだと思います。だから母は張り切ってサラダやポトフを作り、そこまで本気で痩せる気のなかった私はカゲでこそこそ食べるようになり、バレては

「あんたのためにやってるのに。」

と怒られ。自分でも

「痩せていないといけないのに、意志が弱くて太ってしまうダメな私」

と思っていました。

 

 

年を重ね、今では世間の尺度や親の好みは脇に置いて、

「太っているのが可愛らしい人もいるし、痩せていても魅力的でない人もいる。その人その人のちょうどいい体型で、好きな服を着て、いまを面白がって生きているのが素敵な人だ!」

と思えます。その上で、自分のなりたい体型を「これぐらい」と選ぶこともできるようになりました。

 

自分のあり方を自分で決めるのに時間がかかった事を親のせいにするのは、後付けで卑怯かもしれませんが、

「痩せていないといけない。太った私は恥ずべき存在らしい」という考えに、30年以上縛られてきたのも事実です。

 

周囲と自分の違いに敏感な10代の子にとって、身近な存在から発せられる見た目への評価(デブだのブスだの)は、長く重くのしかかる場合もあります。要注意なのです。

 

では、体型を気にする子どもには何と言うか

もし娘や息子の体形が標準よりアレで、巷のモテ基準から隔たりがあるように見えても、その事をいちばんに指摘する親になりたくありません。

そうではないか、と聞かれてまぁそうかもね、と認める返事をするのも、本人を否定することになるのでしたくありません。今娘に聞かれたら、きっと

「太ってない。背が高くて腰の位置が(私より)高いから、似合う服がいっぱいあって羨ましい」とか答えます。

自分が気にしているほど他の人は弱点と思っていないし、別の所をチャームポイントと思っている場合がある、という気づきにつながると期待して。

 

また、我が家では夫が時々、私と娘の話の圏外から、3ポイントシュート並みの親バカ発言をするのです。これが実に効果大。最近だとたとえば、

「小ぐま子(娘)って藤田ニコルに似てるよな」とか。テレビを見ながら、実に無責任にぽーんと投げ込んで来ます。

 

Σ(゜д゜;)えっ!?えーと、そ、そうかな別に似てない気もするレベルですが。

 

すごーく良ーく見比べて、

「んー、、、強いて言えば、口元?」ぐらいですが。

 

にこるんに似てると言われて、喜ばないワケがありません。

娘はもう、友だちより太ってる事なんて、一瞬でどこかへ吹き飛んで、

「え、にこるんー?そぉんな事ないけどぉ、え、似てるかな」

と鏡を見ながらウフウフなりました。

その日以来、メイクや服選び、髪型、さらにはお部屋まで、「にこるん寄せ」を基準に自分磨きをしたりして、実に楽しそうです。

 

これが、

「痩せたらにこるんに似てるのに」

だったら、無理なダイエットにつながる危険な発言ですが。

褒め上手の夫のおかげで、娘の自己肯定感は今のところかなり高めです。

 

多分に親バカな面もありますが、一番乗りで崖から突き落として過激なダイエットに追い込む親でなく、他の皆にけなされても最後まで味方であり続ける親でいたいので。

これからも、ずっとこんな感じ。一緒に暮らしているうちは、健康的な食事をさせる程度、痩せるためのダイエットなどさせません。

 

だって、今がいちばん、可愛いから

(≧▽≦)キャッ