アライグマの晩年

いろいろすっきりさせて、あと50年軽やかに生きます

子どもを見習う【ゼロを1にする大先輩たち】

こんにちは、ぐまこです。

 

最近ずっとダイエットの経過について書いていまして、今日も継続中ですが、このブログを始めたのは、「自分の宿題を1つずつ終わらせたい」からでした。

47年かけて行き止まりへ 

人生半分過ぎましたが、これまで結婚生活以外、何も長続きしたことがありません。

さかのぼると、子どもの頃からです。勉強、習い事、仕事、何でも少しかじっては「やった気になって辞めちゃうタイプ」でした。

  • 受験勉強は頑張るのに入学後勉強しない
  • 趣味も仕事も究めない
  • 人と長く付き合わない
  • 3年ごとに転職

こんな風に何も深めず、どこにも根差すことなく生きてきた結果、流れ着いた今。パートも続かないニート専業主婦です。

PTAや部活、地域の役員ばかり引き受けて、無償の代わりに責任も負わないポジションに収まっています。

 

今の自分を生かせたと最近思ったのは、長女(中3)の宿題「進路選択について、家の人と話したことをまとめる」の「保護者からのアドバイス」欄に、「何かコレと決めたことを続けて、自分のものにすることを奨めます。短期間で飽きたり、少しのつまずきで投げ出したりしては、どこへ行っても見習いや補助的な仕事しかできない母のようになります」と書いたことかな。反面教師です。

 

 娘は読みながらギョッとして「お、おう」と頷いていました。母の行き止まりな様子を、感じ取ったようです。

 

若い頃は、同業種でA社、B社と渡り歩くのが「できる人っぽくてカッコいい」とか「大黒柱にならなくていいから、長く勤めずあれこれ挑戦できるのは女の特権だ」と本気で思っていました。

性別役割分業意識に反発するどころか、のっかって甘えてた方の女ですね。古いな。

 

度々居場所を変えて、自分の武器になるような得意分野を持つことなく、最後は尻尾を巻いて逃げました。

 

もうこのまま時代錯誤な専業おばさんから専業おばあさんになって一生を終えるのかもしれませんが、いや待てよ?

 

あと50年もじっとしてるのか

たしかに私はもう47歳ですが、我が家は長寿家系。両祖母(享年98歳、92歳)伯母たち(享年101歳、94歳、95歳)と高確率で女性が長生きなのです。

 

私も平気であと50年生きるかもしれないのなら、何をするにしても時間はたっぷりあります。

なんなら、これまでの舐めた47年をまるまる生き直すことすらできちゃう年月です。

 逆に、何もしないで50年も生きるなんて長すぎます。

 

ちょっとやっては途中棄権したことが山ほどありますが、「本当に私には無理なのか」「もう少しじっくり取り組めばできるのではないか」を確かめたくなり、ダイエットから始めました。

 

今後は片付け、英会話、理数系科目、管楽器など1つずつ検証です。

「できてる人も私と同じ人間。人間のやってる事なら、私に絶対できないとは限らん」と思って。こうなったらとことんやり直しです。

 

お手本にしたい先輩たち

もう若くない事が足枷になる事もありますが、よき出会いもありましてね。

我が家には「ゼロを1にする過程を、惜しみなく見せてくれる先輩」が2人もいるのです。

 

子どもたちです。

 

歩く、話す、書く、読む、泳ぐ、自転車、ピアノ、描く、武道、工作、勉強、ゲーム、メイク・・・etc.

 

興味をもち、熱中し、試行錯誤し、繰り返し、継続し、やがて上達していく様を何度も見てきました。

 

2人とも私にとって「積み上げ」の大先輩です。

 

何かに挑戦して、最初ぜんぜんうまくいかなくても、

「15年前、寝返りも打てずにぴぃぴぃ泣いてた赤ん坊が、合気道で2級まで昇級」

「ドの場所も分からずにキョロキョロしていた子が、合唱の伴奏を任されるまでに」

「入学時、自分の名前も書けなかった息子が5年生の今、漢字テスト100点」

「初心者と目をつけられコテンパンにされてたオンラインゲームで首位キープ」

勉強から遊びまで、数々の子どもたちのゼロからの成長を思い浮かべ、成果が出るまで工夫を重ね続ける姿勢を見習えば、時間をかける事も楽しみにできるかもしれません。

 

ところで、なんで私の子なのに、この人たちコツコツ積み上げられるのかな('ω')?

 

夫に似たんですね、間違いない (・ω・) (・ω・) (・ω・)

確かに夫も勤続ウン十年、人間関係もめったに断ち切ることなく、年輪を重ねるように誠実に生きています。・・・デストロイヤーなのは、私だけなんだな(/ω\)

 

お手本が3人もいる我が家。私はいちばん後発だけど、環境には恵まれていることに感謝して、いちばん後ろを宿題を終わらせながらついて行きます。

 

いつものダイエット日記と違い、本日はこの先の所信表明的自分語りでした。

 

ではでは、また☆彡