こんにちは、ぐまこです。
「体の減量」「お部屋の減量」「時間の有効利用」3方向から無駄をなくして自分の適量を知り、もっと軽やかに暮らしたいと思っています。
今日は、予定通りに過ごせない日々の、時間の過ごし方について。
2020年3月、新型コロナウイルス感染拡大防止の為の全国(ほぼ)一斉休校中で、毎日子どもと一緒に過ごしています。
休校要請から9日目。休校開始から今日で5日目。
決定したばかりの先週は、子どもたちも
「三年生を送る会も定期演奏会も中止?まじか(中2・吹奏楽部)」
「え~毎日家にいないとダメなの?つまんない(小4)」
「引っ越しちゃう友だちにもう会えないじゃん」
「春休みディズニーとか原宿とか行きたいのにー」(ダメです)
「家で何してればいいの?」
などなど、盛大に戸惑っていました。
それでも先生方が急ぎ用意してくれた宿題をしたり、期末テストの復習をしたりして数日過ごしていました。そして週末。
朝からゲームをしたり(小4)昼まで寝たり(中2)、なかなか自分を見失わず律し続けるのは難しいようです。
そこで、ぐだぐだ防止になればと思い、若い頃の自分を例に挙げ、話をしました。
ただイジイジ過ごしてしまった非モテ期のぐま子(10代)
私は中学高校大学時代、ずっと非モテでした。その頃は
「顔がアレだから」
「太ってるし」
「ニキビだし」
と、モテないのは外見上の不利な要素が邪魔をしているから、と思っていました。
学生時代、「外見がアレ=モテない」は、半分合ってたと思います。
同じ学校だけど1回も話した事がない、でもめちゃカッコ良い(可愛い)!という理由で、特攻的に告白したりされたり。晴れてカップル成立できちゃう人々は、いっぱいいましたから。
私はというと、アレな外見ながら、
「彼氏いたらもっと毎日キラキラするんだろうなー」
と妄想を抱いては、
「剣道部の先輩」「ラグビー部のモテ男」「生徒会の秀才」と年1人ペースで高めターゲットを定めて果敢に告白
↓
「ありがとう。で、えーと、誰だっけ」
とみなさん共通のリアクション。
いつも見てカッコいいと思ってるので、こちらは知ってる気でいるけど、もちろん相手にとってはほぼ初対面。しかも
「せっかくだから付き合っとくか」
と思ってもらえるほどの目立った要素もなく。
やんわりとお断りされた途端、相手の周囲で面白おかしくネタにされるんじゃないかと急に怖くなり、しばらく目立たないように非モテ仲間とだけ交流しながらひっそり暮らす。。。こんなのを繰り返していました。
そして、
「あ~あ、私って容姿がアレだから彼氏もできなくてかわいそう、人間関係も勉強も底辺レベル、端に追いやられて冴えない学校生活だぁ」
とイジイジしていました。
30年経った今なら、学生の頃の自分を分析して、こう言えます。
「あんた!告白して断られた時点で止まってないで、他の事で充実すればいいじゃない!勉強したくない、部活も本気出したくない、本気で痩せようともニキビ治るような食生活もしないくせに、いろいろ上手くいかないのを断った他人のせいにするんじゃないよ!!!」о(゜д゜)о ムキャー
そう、10代の私、本当は自分以外の何かを理由に、ボケッとしていたかったんじゃないかと思うのです。
本気で彼氏ほしかったかどうかも分かりません。相手にされなかったショックとやらでじっとしているために、あえて高難度の男子に挑んで玉砕を繰り返したのかも。
「じゃあ付き合おうか」
と言われたら、キラキラの彼に対し何も持っていない自分に慌てたことでしょう。
では、学生ぐまこはどう過ごすべきだったのか
学生時代に顔がアレだとモテないのが、半分合ってるとして、残り半分の話。
1対1で付き合う相手がいなくとも、人間的に魅力的な人はいっぱいいます。
勉強できる人、スポーツ得意な人、読書家、音楽好き、字がきれい、絵がうまい、ニッチな趣味、話題が豊富、約束を守る、優しい、他にもいろいろ
自分の好きな事に正しくハマってる人だったり、他人を思いやる余裕のある人だったり。
「モテたいから」「認められたいから」「みんなが良いっていうから」でない、常に自分が軸にあるひと。
誰かとつるむのも楽しいけど、1人の時間も好きな事をして楽しめる人。自分が目指すならそっちだと気づきたかったな、と思います。
相手がいるか、いないかで自分の価値をはかる必要はないのです。
今はそういう時じゃないとして、では空いた時間に何をするか。
「モテない」「モテたい」「あ~どうしたらモテるのかな」
ばかり考えてイジイジしていた自分に
「今のうちに、ゴリゴリに勉強しろー!!アホほど本読んどけー!!ぼんやり過ごすな、ハマれー!」
と言いたい。
いつまでも不遇なポジションに居続けないで、自分を耕すいい機会と思って。
そうやって何かにドはまりしている時、逆に
「今は忙しいから彼氏なんか要らん」
と思っているときに限って、モテ期到来したりするものだと教えてやりたいです(実際そうでした)
そんなかつての自分への後悔を交えながら、今の休校期間に話題を戻しまして。
思い描いた通りに行かなかったときに思考停止しないで、その時できる事をゴリゴリに実行して自分の幹を太くする。
それができたら、その時間は「しょうがなくつぶした空き時間」ではなくなるよね。
どう思う?
という感じに、話してみました。
2人とも、
「お母さんの非モテ話と一緒にされても・・・」
と抗議しつつも、今の学校行けない自分の1ヶ月をどうするか、考えているようでした。
制限のある中で、自分で考え能動的に過ごす
そして午後。
中2
「宿題とテスト解きなおし終わったから、1・2年の復習始めるわ~。次に学校行くとき、もう受験生だもんね」
小4
「ヒマだから、料理とかできるようになりたいな。卵焼き(大好物)を自分で作れるようになりたい」
おぉ、いいぞ☆
「〇〇ができない」「△△に行けない」と足りない事にばかり目を向けないで、いかにこの状況を自分のものにするか。
あたま切り替えた様子です。
娘よ、今こそこれまでの遅れを取り戻し、「入れる学校」でなく「行きたい高校」を目指すが良い。
息子よ、ごはん炊いて卵焼き焼いて、野菜や冷食もレンチンできればお弁当だって作れるぞ!
この際だから、2人とも急な休みを楽しんでくれたまえ( ̄▽ ̄)♪母も協力します~